ホウキのある生活

まだここ一年ぐらいの話ですが、掃除をするときに掃除機を使うのを止めて、箒を使うようになりました。

それまでは普通の掃除機(ダイソン旧型)を使っていました。ダイソンは普通の掃除機と比較してもホースを取り回しづらく、またすごく音がうるさい割には、吸引力は他の掃除機とあんまり変わりません。そのため掃除をはじめるまでが億劫で、ホコリ等が目についても、ある程度勢いが無いと、中々掃除をやる気になりませんでした。

ある時、たまたまネットの記事で、棕櫚箒(シュロボウキ)の存在を知りました。棕櫚箒はシュロの木の皮を束ねて作られたホウキのことです。普通のシュロぼうきと、皮の中でも太い繊維を集めて作られた鬼毛棕櫚箒の二種類があります。

普通の棕櫚箒は使い始めは結構シュロの粉が出るらしいですが、鬼毛箒であればほとんど出ません。また結構毛が硬いため、絨毯や畳を掃くこともできます。うちで使っているのは この鬼毛棕櫚箒 で、買ったときは12,600円でした。単なる箒と考えるとちょっと高いですが、いい物を所有する喜びを感じられます。部屋にあってもなんだか絵になります。

掃除をする時は普通に箒を使ってホコリや抜け毛などのゴミを集めて、チリトリかハンディークリーナーでゴミを吸い取ってるだけです。掃除機と違ってホコリもあんまり巻き上がらないので、同じ所を二回も三回も掃除する必要はありません。

一時期はクイックルワイパーを使っていましたが、貧乏性なのか、一回掃いてシートを捨てるのは何だかもったいないし、かと言って手でシートに付いた抜け毛やホコリを取るのも面倒臭いので、あんまり使わなくなってしまいました。

箒で掃除をするようになってまだ一年ぐらいですが、箒を使って掃くという行動がなぜか楽しいです。立てかけてある箒をちょっと持ってきて掃くだけなので心理的障壁も小さく、ちょっとしたホコリや抜け毛に気づいたらすぐに掃き掃除をするようになりました。掃除をするという行為に対してまったく無理をしてないので、気づいたら掃除をするということが自然な習慣になりました。

箒のお陰で、ホコリのない綺麗で快適な生活を送ることが出来るようになりました。棕櫚箒は箒としてはちょっと高いですが、いい物を買えば20〜30年位は使えるそうです。箒のあるちょっとしたいい生活、おすすめです。