アドバルーンによる空中撮影

会社に向かって歩いていると、駅前のマンション建設予定地のちょうど上空あたりにアドバルーンが浮いているのが見えた。そんなに珍しいものじゃないんだろうけど、何だかちょっと違和感を感じた。

普通のアドバルーンよりも一回り以上小さく、およそ大人が手を広げた位のサイズ。飛んでいる場所も明らかに普通のものよりも低いところだし、そもそもやたらフラフラしていて今にも落ちてきそう。もしかして上空の風が強くて飛ばされそうになっているのかもしれないな、と思いながら駅の方へ歩いて行く。

近づいていくにつれて、アドバルーンが黒と白の紐で繋がれていて、その先を二人の人が引っ張ったりしながら細かくコントロールしていたのに気づいた。気球の表面にはサンシャインIIと書かれている。あとで調べてみたら、株式会社サンシャイン という会社のサービスみたい。気球による空撮を専門とする撮影会社。

今までマンションとかを建てた後の、日当たりや景色などは予想や計算で出しているとばかり思っていたけど、そうじゃなかったんだな。これはテストマーケティングやABテストのように、頭で考えててもわからないことを実際にやってみてその結果で判断する、という考えと同じだな。

ビルを建てるときには試しに小さいビルを建ててみるというわけにもいかないから、そのかわりとして実際に上空まで行ってみて、そこから空撮していたとは。そういう発想は全然思いつかなかった。