舞台裏を見るのが好き

先日デパートの食品売り場で買い物している時に、レジのすぐ下で店員がペットボトルのお茶を飲んでいるのを見かけた。

こういう姿を客に見せてしまうのはプロ意識の無さや客商売の基本が出来ていないと見る人も居れば、そこまで徹底するのは日本特有の品質への過剰な欲求だと考える人も居る。自分の場合はその状況を見た瞬間、何だか嬉しく感じた。

なぜそう感じたんだろう?

「客」と「店員」という関係性の中に急に、疲れたといった表情や、喉が渇いたから飲み物を飲むという行動が入ってくると、その人の感情などが感じられるようになり、店員という役割から急に一人の人間に見えるようになる。

どういう時にどういうことを考えているのか、これこれこういう時にはこういう行動を取る。またその理由はこうだなど、自分自身が人の意思や考えにとても興味があるからかもしれない。

そういえば昔から作品そのものよりも、作品の裏話や、それが何を表しているのかという表現者の考え、あるいは何か行動を行った時にその理由などを知ることが好きだった。

その時に嬉しく感じた自分の感情の理由はわかったけど、そこで売っているものよりも飲み物を飲む店員の姿の方に興味があるというと、人に何か変に誤解されるかもしれない。