秋葉原の店員にならなくて「助かった」とつくづく思った

すでにあちこちで話題になっているけど、石丸電気が閉店するらしい。いまはエディオンに名前が変わったんだったか。昔、20年ぐらい前かな、秋葉原でバイトしていたことがある。就職を控えて、今後どうしようかと思っていた時に、「社員にならないか?」と誘われた。

昔からIT業界で仕事をしたいと思っていたので断ったけど、もしそのまま店員になっていたら、どうなっていただろうか?

勤務時間は実質8時30分〜21時ぐらいで、日による変動はほとんど無い。IT業界のように急なトラブルによる残業などがほとんどないため、労働時間のバラツキが少なく、予定はとても立てやすかった。週休は平日に1日。多くのIT企業より勤務条件はいい。

ただ正直、仕事内容はつまらなかった。バイトはインセンティブが付くこともなかったというのもあるけど、まさに時間を金に変える仕事だった。当然、特にスキルが身につくこともない。

当時は景気もそう悪くなかったので、給与はそ学生のバイトとして考えると、そう悪いものでもなかった。ただ、ネット通販の普及により、全ての状況が変わってしまった。いま振り返って考えると、危なかったな、と思う。バイトしていた店も何年か前に倒産してしまった。仮に店員になってしまっていたとしたら、特に際立ったスキルも無いし、量販店はどんどん潰れまくり。よっぽど販売スキルが高いならともかく、そうでないならまったく潰しがきかない。

当時に先見の明があったわけではなく、単に運が良かった。自分にやりたいことがあって、その能力を伸ばすために頑張っている、とかであればまだいい。でも強くやりたいと思っていたことも無かったので、別のスキルを生かして再就職というのも難しい。当時の仲間達には申し訳ないんだけど、ほんとに正直助かったと思う。