スマートノートを始めた

前から名前ぐらいは知っていた岡田斗司夫氏のスマートノート。先日KDPで安売りをしていたので、買って読んでみた。

あとで調べてみたら、ほとんど 【文字起こし】スマートノート原形岡田斗司夫のひとり夜話 第4回のスマートノート の内容と変わらなかった。自分では視てないけど、文藝春秋講演の動画トークライブin奈良「岡田斗司夫のプロデュース論」(第1回スマートノート) というのもあるようだ。

スマートノートは、昔やっていたユビキタスキャプチャに近いけど、それよりもずっと思考が深まるように思える。ユビキタスキャプチャでは日々の出来事や思いつきなど、短期記憶に入ったものを何でも記録していくわけだけど、書き方や内容は全くの自由。とにかく書き留めていくことがポイントだったけど、その自由度の高さが次第に逆にストレスになっていって、続かなくなってしまった。

スマートノートでは、まずノートの見開きの右ページに、ふと感じたことを書く。最初は感じたことを書くだけなので、書くまでの敷居が低い。そしてその後ゆっくり、なぜそう感じたのかを深堀りしていく。例えば昨日考えたことは、「オンプレをクラウドに移行するとコストが見えるようになるので、チューニングに工数をかけるインセンティブに繋がる」と思いついて、なぜそう思ったのか、これを実現するためにはどうすればいいのか、と思考が広がっていった。

「感じた事をまず書く」と言うプロセスをまず通す。そしてその感じた事を言語化することで、考えるきっかけを作る。この辺りがスマートノートのポイントだと思う。決してそこで結論を出すことや論理を完成させることを目的としているわけじゃない。ノートの空白を埋めることが、すなわち考えることに繋がる。内容が中途半端で終わっても全く問題ないし、同じ事を繰り返し何度書いても構わない。

またページの使い方や書き方に対して、ゆるーい制約事項がある。これが、薄い罫線の引かれたノートに文字を書いていく時のように、ガイドのような効果を果たしてくれる。

日々、自分が感じたことを書いていくことで、物事をいかに「何となく」のままにしていた事が多いのかを気づかされた。既に、ノート上で途中まで考えたいろいろな事が、ふとした時に繋がったという経験も出来た。

久々に、これから続けていきたいと思える習慣に出会えたと思う。