たとえ10円でも、会社の経費は精算すべきではないか?

例えば交通費の精算であったり、文房具などのちょっとした消耗品だったり。それが少額だと手間の方が大きくて面倒なので、経費の精算をしないという選択肢を取る人が比較的多いように感じる。ただ、たとえそれが10円であったとしても、会社の経費は精算すべきだと思う。

(実際には現金で回収することはあんまり無いとは思うけど)、「売上」を現金で受領してきたというシーンを思い浮かべてみる。それがたとえどんなに少ない金額であっても、そのお金を自分のものにすることは許されない。なぜならそれは会社のお金だからだ。

その逆、つまり費用の場合にはそれを責められることは少ない。いやおそらく無い。会社にとって損はないからだ。ただ「費用」も「売上」も、それが会社にとって+なのか-なのかの違いはあるけど、会社のお金には変わりない。だとすると、かかった費用を精算しないという行為は、負の金額の会社のお金を横領していることと同じと言ってもいいのかもしれない。

よっぽどどんぶり勘定している会社を除いて、普通の会社は管理会計などを通じて、業務などの流れや状態をウォッチしている。しかし費用の正しい把握ができなくなると、これが狂いかねない。

「あまりに少ない金額だと、みみっちいと思われそうで何だか気兼ねをする」という気になることもあるかもしれない。でもそれは、(負の金額という)会社のお金を横領しないという、ごく当たり前で正しいことをやっていることにすぎない。金額の大小ではない。手間を惜しまず堂々と、精算をすべきだと思う。